Shopifyのクーポン機能とは?発行方法や効果的な使い方を解説

Shopifyのクーポン機能を利用すると、新規顧客やリピーターの獲得、カゴ落ち対策などが可能になり、売上アップが期待できます。Shopifyのクーポン機能を利用して売上アップにつなげるためには、Shopifyのクーポン機能の特徴や効果的な使い方などを押さえることが重要です。

この記事では、Shopifyのクーポン機能の特徴や発行方法、効果的な使い方を解説します。Shopifyのクーポン機能の利用を検討している方は、ぜひご覧ください。

Shopifyのクーポン機能とは

Shopifyのクーポン機能とは、ユーザーが商品を購入するときにクーポンコードを入力すると、割引や特典などを受けられる機能です

Shopifyのクーポン機能では、商品や注文金額の割引、送料無料、特典プレゼントが可能で、ターゲットを絞ったクーポン配付もできます。また「初回購入限定割引」や「注文合計5,000円以上で5%割引」など、クーポンの適用条件を細かく設定可能です。

Shopifyのクーポンは4種類

Shopifyのクーポンには以下の4種類があります。

  • 商品割引クーポン
  • 注文割引クーポン
  • 無料配送クーポン
  • 特典クーポン

それぞれのクーポンの特徴や事例を見ていきましょう。

商品割引クーポン

商品割引クーポンは、商品を購入するときにクーポンコードを入力すると割引が適用されます。割引の方法は「割引率」と「定額」から選択可能です。例えば、以下のような割引が可能です。

  • 商品Aを500円引き
  • コレクションBのすべての商品を10%割引
  • 初回購入時のみ50%オフ

注文割引クーポン

注文割引クーポンは、1つの注文で特定の条件を達成後、クーポンコードを入力すると割引が適用されます。例えば、以下のような割引が可能です。

  • 初回注文のみ「〇〇」と入力で10%オフ
  • 10,000円以上の購入で「〇〇」入力すると1,000円割引
  • 2個以上の購入で使えるクーポンコード「〇〇」

商品の割引クーポンと異なり、特定の商品やコレクションを指定した割引の適用はできません。

無料配送クーポン

無料配送クーポンは、1つの注文で特定の条件を達成後、クーポンコードを入力すると配送料が無料になります。例えば、以下のような割引が可能です。

  • 初回注文のみ送料無料
  • 10,000円以上の購入で送料無料
  • キャンペーン期間のみ送料無料
  • 特定地域への配送のみ送料無料

送料が無料になる最低購入金額を設定して単価アップを図ったり、送料が高い地域に住むユーザーの購入を促したりできます。

特典クーポン

特典クーポンは、商品Xの購入時にクーポンコードを入力すると、商品Yを割引価格または無料でプレゼントするクーポンです。例えば、以下のようなパターンの割引やプレゼントがあります。

  • Xを購入すると関連商品Yをプレゼント
  • キャンペーン期間限定で、Xを購入するとYをプレゼント
  • Xを3個以上購入するとYをプレゼント
  • Xを3個以上購入するとYを10%オフで購入できる

特典クーポンを利用すると、特定の商品の販売促進ができるため、売り切りたい商品やシーズン商品、イベント商品などがある場合に効果的です。

Shopifyのクーポンの発行方法

Shopifyのクーポンの発行方法を解説します。

1.管理画面でディスカウントを作成する

以下の手順で、Shopifyの管理画面からクーポン作成画面に進みます。

  1. Shopifyの管理画面にログインする
  2. 「ディスカウント」をクリックする
  3. 「ディスカウントを作成する」をクリックする

2.クーポンの種類を設定する

「ディスカウントを作成する」をクリックした後に表示された「ディスカウントタイプを選択する」の画面から利用したいクーポンを選択します。選択できるクーポンは、下記の4つです。

  • 商品の割引金額
  • 注文の割引金額
  • Xを購入するとYをプレゼント
  • 無料配送

3.必要事項を入力する

ディスカウント作成画面が表示されたら必要事項を入力していきましょう。クーポンの詳細設定の項目は、クーポンの種類によって異なります。

クーポンが「商品の割引金額」「注文の割引金額」の場合、設定する項目は以下のとおりです。

▼「商品の割引金額」「注文の割引金額」のディスカウントを設定する場合

項目内容
割引の方法クーポンコードを選択・入力する
商品の割引金額例えば、10%割引にしたい場合は「割引率」、500円引きにしたい場合は「定額」を選択し、割引する値を入力入力する
割引を行うコレクション・商品クーポンが「商品の割引金額」のときに設定する
最低購入の要件クーポンで割引を適用する最低購入額や数を指定する
お客様の資格クーポンを適用するユーザーを指定できる※「メール購読者のみ」などユーザーを絞ったクーポンコードの配付も可能
最大ディスカウントクーポンの使用回数を制限できる
組み合わせ組み合わせたいクーポンの種類を選択できる
有効期間クーポンを利用できる期間

クーポンが「Xを購入するとYをプレゼント」の場合、詳細を設定する項目は以下のとおりです。

▼「Xを購入するとYをプレゼント」のディスカウントを設定する場合

項目内容
割引の方法クーポンコードを選択・入力する
お客様の購入数最低購入数または最小購入額を入力する
割引が適用される商品クーポンが適用される商品やコレクションを指定する
ディスカウント価格「割引率」を設定または「無料」を選択する
お客様の資格クーポンを適用するユーザーを指定できる
最大ディスカウントを使用するクーポンの使用回数を制限できる
組み合わせ組み合わせたいクーポンの種類を選択できる
有効期間クーポンの適用期間を設定する

クーポンが「無料配送」の場合は、詳細を設定する項目は以下のとおりです。

▼「無料配送」のディスカウントを設定する場合

項目内容
クーポンコードクーポンコードを入力する
クーポンを適用する地域を選択する
最低購入条件クーポンの適用条件を設定する
お客様の資格クーポンを適用するユーザーを指定できる
最大ディスカウントを使用するクーポンの使用回数を制限できる
組み合わせ組み合わせたいクーポンの種類を選択できる
有効期間クーポンの適用期間を設定する

全て入力できたら「ディスカウントを保存」をクリックしましょう。

Shopifyのクーポン機能を利用するメリット

Shopifyのクーポン機能を利用するメリットは、以下の5つです。

  • 新しい顧客の獲得につながる
  • 購入単価が上がる
  • 商品在庫を整理できる
  • リピーター獲得につながる
  • カゴ落ち対策ができる

クーポンを設定する前に、どのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。

新しい顧客の獲得につながる

Shopifyのクーポン機能を利用すると、商品を購入したことがないユーザーの購入ハードルを下げられ、新しい顧客の獲得につながります。特に、新規会員登録時や初回購入時のクーポン発行は、初めて購入するユーザーの購買意欲が向上し、売上アップが見込めます。

購入単価が上がる

Shopifyのクーポン機能を利用すると、購入単価アップにつながります。例えば「5,000円以上で10%オフ」「2点以上の購入で特典をプレゼント」など、割引や特典の適用条件を設定すると、まとめ買いやついで買いが促されます

さらに、次回利用できるクーポンや期間内に何度でも利用できるクーポンを発行すると、ユーザーの購入回数を増やすことも可能です。

商品在庫を整理できる

Shopifyのクーポン機能は、商品在庫の整理にも活用できます

例えば、余っている商品Aを売り切りたい場合は、商品A限定のクーポンや、商品Aを購入すると商品Bが割引されるクーポンを発行すると良いでしょう。そうすると、商品Aの購入促進につながり、在庫数を減らせる可能性があります。

シーズン限定の商品や、使用期限・賞味期限のある商品を売り切りたい場合にも有効です。

リピーター獲得につながる

Shopifyのクーポン機能を利用すると、リピーター獲得にもつながります

例えば、次回利用できるサンクスクーポンや、3回購入後に利用できるクーポンなどが効果的です。ユーザーに「使わなければもったいない」という心理が働き、リピート購入を促せます。

さらに、メルマガを利用したクーポン配付は、ストアや商品・サービスを思い出してもらう機会になり、リピート購入につながるでしょう。

カゴ落ち対策ができる

Shopifyのクーポンは、カゴ落ち対策としても効果的です。なぜなら、対象商品がカート内にある場合にクーポンを自動表示したり、カートに商品を入れて一定期間が経過したユーザーにクーポンを発行できたりするからです。

カゴ落ち対策にクーポンを活用すると、カートに入れたまま忘れている商品を思い出す機会になり、「クーポンがあるなら購入しよう」と購入意欲を促せます。

Shopifyのクーポン機能を利用するデメリット

Shopifyのクーポン機能を利用するデメリットは、以下の2点です。

  • 定価で売れにくくなる
  • 利益が下がる

クーポンを発行しすぎると、ユーザーが割引に慣れてしまい、定価での購入率が下がる恐れがあります。ユーザーが割引に慣れすぎないよう、クーポンの有効期間やタイミングは慎重に検討することが重要です

また、クーポンは戦略的に利用すると売上アップにつながりますが、闇雲にクーポンを発行すれば、利益が下がるリスクもあります。クーポンをうまく活用し、売上アップにつなげるには、戦略的に発行しなければいけません。

Shopifyのクーポン機能の効果的な使い方と活用例

クーポンを活用してShopifyストアの利益につなげるためにも、実際に発行する前に効果的な使い方と活用例を確認しておきましょう。

クーポンを発行する目的を明確にする

クーポンを発行する目的によって、効果的なクーポンの内容は異なります。以下の表は、目的別の効果的なクーポン例です。

クーポンの目的効果的なクーポン例
新規顧客の獲得初回限定割引会員登録割引紹介割引
リピーターの獲得次回購入時割引2回購入すると特典プレゼント誕生月限定割引
購入単価アップセット購入割引5,000円以上購入すると5%割引
商品在庫の整理A商品を購入するとB商品をプレゼントA商品を3つ買うと10%割引

クーポンを一時的なものにせず、継続的な商品購入につなげるには、ユーザーが魅力に感じるクーポンを発行する必要があります。クーポンを発行する目的を明確にして、戦略的にクーポン施策を実施しましょう。

クーポンを発行するユーザーを明確にする

Shopifyのクーポンを効果的に利用するためには、「誰に」クーポンを発行するかを明確に

以下のとおり、ターゲット別に効果的なクーポンと配付方法をまとめました。

ターゲット効果的なクーポンの例配付方法
商品を購入したことがないユーザー初回限定割引会員登録割引メールマガジンSNSポップアップ
商品を一度購入済みのユーザー次回購入時割引2回購入すると特典プレゼントサンクスメールメールマガジン
会員登録済みのユーザー会員限定割引誕生月限定割引紹介割引サンクスメールポップアップ
カートに商品が残っているユーザー5,000円以上購入すると5%割引A商品を購入するとB商品をプレゼントメールポップアップ

商品を購入したことがないユーザーに対しては、購入のハードルを下げるためのクーポンを発行します。会員には「会員になってよかった」と感じてもらうため、会員限定クーポンや誕生月限定クーポンなどが効果的です。

会員になるメリットが伝わるとロイヤリティが高まり、ストアのファン化につながります。ユーザーと相性の良いクーポンを配付して、効果的なクーポン施策を実施しましょう。

クーポンの発行タイミングを工夫する

Shopifyのクーポンを効果的に利用するためには、クーポン発行のタイミングも工夫するとより良いです。以下のとおり、クーポンを発行するタイミングとクーポンの例、効果をまとめました。

タイミングクーポンの例効果
初回購入時初回限定割引初回限定送料無料購入のハードルが下がる
注文時5,000円以上購入すると5%割引5,000円以上購入すると送料無料A商品を購入するとB商品をプレゼント購入単価が上がる
購入直後次回購入時割引クーポン2回購入すると特典プレゼントリピート購入につながる
カートに商品が残ったまま一定期間が経過今だけ20%割引A商品を購入するとB商品をプレゼントカゴ落ち対策になる

ユーザーが欲しいタイミングでクーポンを発行すると、クーポンの利用率が高まります。Shopifyの管理画面の「ディスカウント別の売上」では、クーポンごとの売上を確認可能です。過去のクーポンの売上も参考にして、効果的なタイミングでクーポンを発行しましょう。

Shopifyのクーポン機能を利用するときの注意点

Shopifyのクーポン機能を利用するときに注意したいポイントは、以下の4つです。

  • クーポンが併用できない条件
  • ユーザーを絞ったクーポン配付
  • クーポンの発行頻度
  • 景品表示法

クーポンの活用で失敗しないように、1つひとつ見ていきましょう。

クーポンが併用できない条件

Shopifyのクーポン機能には、併用できない条件が設定されています。併用できないクーポンの条件は、以下のとおりです。

併用できないクーポン併用の例
同じ商品を対象にした商品割引クーポンTシャツ10%割引とTシャツ5%割引
「注文の割引クーポン」と「Xを購入するとYをプレゼント」「10%割引」と「A商品を購入するとB商品をプレゼント」
複数の「無料配送クーポン」1回の注文に複数の無料配送クーポンを入力

(2023年8月時点)

併用できないクーポンをユーザーが入力した場合、ユーザーに最も有利なクーポンが自動で選択されます。

なお、Shopifyの管理画面で併用できるかどうかを確認可能です。管理画面の 「ディスカウント」ページを開くと、各クーポンコードに許可されている組み合わせが「組み合わせ」 の列に表示されます。

ユーザーを絞ったクーポン配付

ユーザーを絞ってクーポンを発行する場合、対象ユーザーへ確実に届くように配付しなければいけません。Shopifyでは、特定のユーザーに絞ってメールを配信できます。必要に応じてKlaviyoなどのメール配信アプリも活用して、対象ユーザーへ確実にクーポンを配付しましょう。

また、対象外のユーザーに配付しないよう注意することも重要です。対象外のクーポンを受け取ったユーザーは利用メリットを感じにくくなり、メルマガ購読の解除や退会などの顧客離れにつながるリスクが高まります。

クーポンの発行頻度

クーポンを発行しすぎると、安売りの印象が付いて定価で購入されにくくなるため、クーポンの発行頻度に注意しましょう。頻繁にクーポンが配付されると、ユーザーは定価が高いと感じ、クーポンを利用できない期間の売上が伸びません。クーポンの目的やターゲット、ユーザーを明確にしたうえで、発行頻度を調整することが重要です。

景品表示法

クーポンの見せ方によっては、景品表示法に抵触する危険があります。景品表示法とは、クーポンや景品を過剰に配付して消費者が不利益を被らないために、景品類の内容や価格などを正しく表記するよう定められた法律です。違反すると措置命令が下され、さらなる違反や虚偽の報告を行った場合、罰金が課されることもあります。

例えば、期間限定と謳ったクーポンを繰り返し発行していると「有利誤認表示」に該当し、景品表示法に抵触する恐れがあります。景品表示法に抵触して処分がされると、ストアへの信頼は損なわれるでしょう。割引の内容や適用条件、有効期間などを、ユーザーが見てわかりやすい場所に明記することが重要です

Shopifyのクーポン機能と相性が良いアプリ

Shopifyのクーポン機能は、アプリと組み合わせるとより効果的に利用できます。Shopifyのクーポン機能と相性が良いアプリを紹介します。

Bulk Discounts

Bulk Discounts

Bulk Discountsは、クーポンコードを生成できるアプリです。一度に最大25万個のコードを作成できるため、効率よく大量のクーポンを発行できます。プロモーションコードをカスタマイズして、ECサイトや商品のイメージに合わせたクーポンコードの生成も可能です。

アプリ名 Bulk Discounts
月額料金無料プランアンリミテッドプラン:19米ドル/月アンリミテッドプラスプラン:99米ドル/月
特徴一度に最大25万個のコードを作成できるプロモーションコードをカスタマイズできる

VolumeBoost

VolumeBoost

VolumeBoostは、柔軟な割引設定ができるアプリです。特定の商品の割引だけでなく、コレクションやカート商品数などを設定してさまざまな割引を実施できます。

クーポンを発行するユーザーのタグ別の設定や、割引期間の細かい設定も可能です。無料プランはないものの、7日間のトライアル期間が設けられているため、トライアル後に本格的な導入を検討できます。

アプリ名 VolumeBoost
月額料金ベーシックプラン:10米ドル/月プロプラン:20米ドル/月アドバンスドプラン:30米ドル/月Shopify Plusプラン:40米ドル/月
特徴柔軟に商品割引を設定できる

Privy

Privy

Privyは、ポップアップを表示できるアプリです。ポップアップのデザインや表示タイミングを細かく設定できます。例えば、表示タイミングを「商品をカートに入れたままサイトを離脱するとき」と指定して、カゴ落ちを防ぐことも可能です。

メールの作成やポップアップでのクーポン付与、顧客データの管理などもでき、ポップアップを利用した総合的なマーケティングツールとしても活用できます。

アプリ名 Privy
月額料金無料プランスタータープラン:30米ドル/月グロースプラン:45米ドル/月コンバージョンオンリープラン:70米ドル/月
特徴ポップアップを作成できるポップアップのデザインや表示タイミングを設定できる顧客データを管理できるKlaviyoなど他のマーケティングツールと連携できる

Lifter Pop‑Up Window

Lifter Pop‑Up Window

Lifter Pop‑Up Windowは、クーポンをポップアップ表示できるアプリです。ユーザーがサイトを訪問したときにポップアップでクーポンを表示して、商品購入を促せます。

モバイルやタブレット、パソコンなど、利用している端末に対応したページを表示できるため応答性が高く、ユーザーはECサイトを快適に利用可能です。無料プランはないものの、7日間のトライアル期間が設けられているため、トライアル後に本格的な導入を検討できます。

アプリ名 Lifter Pop‑Up Window
月額料金プラスプラン:5.95米ドル/月プロプラン:9.95米ドル/月アンリミテッドプラン:12.95米ドル/月
特徴クーポンをポップアップ表示できるモバイルフレンドリーで応答性が高いニュースレターやメーリングリストを作成できるKlaviyoなど他のマーケティングツールと連携できる

ReConvert Upsell&CrossSell

ReConvert Upsell&CrossSell

ReConvert Upsell&CrossSellは、決済ページや注文確認ページで関連する商品を自動的に表示したり、限定割引を発行したりできるアプリです。注文確認ページの作成・編集も可能で、ポップアップでクーポンを表示させてリピート購入の機会を作れます。

アプリ名 ReConvert Upsell&CrossSell
月額料金無料プランプレミアムプラン:4.99米ドル/月プレミアムプロプラン:7.99米ドル/月エンタープライズプラン:14.99米ドル/月※30日間の無料トライアルあり
特徴関連するおすすめ商品を自動表示できる注文確認ページを作成・編集できるクーポンをポップアップ表示できる

Shopifyのクーポン機能に関するよくある質問

Shopifyのクーポン機能に関するよくある質問をまとめました。

クーポン機能と自動ディスカウントとの違いは?

Shopifyには、クーポン機能と異なる自動ディスカウント機能があります。発行されたクーポンコードを入力するクーポン機能に対し、自動ディスカウント機能は条件を満たすと自動適用されます

ユーザーがクーポンコードを入力することなく割引を利用できるため、便利です。クーポン機能との併用はできず、割引適用の条件をどちらも満たしている場合は、自動ディスカウント機能が優先されます。

クーポン機能とギフトカードとの違いは?

Shopifyのギフトカードは、Shopifyで発行する商品券です。一方で、クーポン機能は割引券のため、クーポン単体では利用できず、ギフトカードのように販売もできません。

クーポン機能はクーポンの利用回数や利用できる商品、注文金額、個数などを細かく設定できる一方で、ギフトカードは利用条件の細かい設定ができない仕様になっています。ギフトカードは、ユーザーが購入して家族や友人にプレゼントしたり、謝礼としてユーザーに配付したりすると、売上アップや顧客満足度の向上に効果的です。

クーポンコードはメールで送れる?

Shopifyでは、クーポンコードをメールで送付できます。「お客様セグメント」を作成すれば、特定のセグメントへのクーポンコードの送付も可能です。Klaviyoなどのメール配信アプリを活用すると、属性や行動履歴に応じて細かくセグメントしたり、条件に応じてメールを自動配信したりできます。

まとめ

Shopifyのクーポン機能を利用すると、新規顧客やリピーターの獲得、カゴ落ち対策などが可能になり、売上アップが期待できます。Shopifyのクーポン機能を効果的に利用するためには、クーポンを発行する目的やターゲットを明確にし、割引の内容やクーポンを発行するタイミングを慎重に検討することが重要です。

Shopifyのクーポン機能の特徴を理解し、自社サイトの商品やターゲットを整理したうえで、効果的なクーポン施策を実施しましょう。自社に最適なクーポン施策がわからないときは、Shopifyパートナーに相談するのも1つの方法です。

Shopifyのクーポン機能を利用したマーケティング施策はフルバランスにご相談ください

Shopifyのクーポン機能は、新規顧客の獲得や売上アップに効果的な一方、安売りのイメージがついて定価で売れにくくなる可能性もあり、慎重に検討する必要があります。「Shopifyのクーポン機能を利用したいが、どのような戦略で利用してよいかわからない」と悩んでいる方は、お気軽にフルバランスにご相談ください。

フルバランスは、Shopify公式認定パートナーとして、数々の企業のShopify導入を支援してきました。Shopifyのクーポン機能を利用したマーケティング施策を提案するのはもちろんのこと、Shopifyの導入から運用までワンストップで支援させていただきます。

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