ShopifyでLPは簡単に作れる!LPを作って売上最大化

ECサイトでLPを作ると、コンバージョン率が上がり売上向上に効果的です。Shopifyでは簡単にLP制作ができ、アプリを追加したりコーディングしたりすると、より本格的なLPも作成できます。

この記事では、ShopifyでLPを作成する4つの方法やLPに特化したおすすめのアプリ、LPを作るメリットなどをわかりやすく解説します。注意点なども参考にしていただくとLP制作がスムーズに進められますので、ぜひ参考にしてください。

ShopifyでLP制作はできる?

Shopifyではテンプレートを使えばLP制作が簡単に作れます。他にもアプリを追加したり、自らコーディングしたりすれば、独自性の高く、デザインや機能に優れたLPを構築できます。

LPは、検索エンジンや広告などからの訪問者が初めに着地するページです。商品の注文やお問合わせなどのアクションを誘導する効果が高いので、LPを設置して売上最大化させましょう。 

ShopifyでLP制作する方法

ShopifyでLPを制作するには、4つの方法があります。

  • ページ作成でLP制作
  • HTMLを使用してLP制作
  • アプリを追加してLP制作
  • テーマ「express」を選んでLP制作

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ページ作成でLP制作

お問い合わせページなども作成できるページ作成画面では、簡易的なLPを作成できます。凝ったデザインや機能はできませんが、テンプレートからセクションを追加すれば、メール登録やお問い合わせをページに埋め込むことが可能です。

Shopifyの管理画面で「オンラインストア」→「ページ」を選び、右上の「ページを追加」をクリックします。

ページタイトルや写真を挿入して本文を入力し、「ウェブサイトのSEOを編集する」からタイトルと説明文、URLを編集できるのでLPにおけるSEO対策も可能です。

「テンプレートをカスタマイズ」から「セクションを追加」すれば、メール登録やお問合わせフォームをページ内に追加できます。

HTMLを使用してLP制作

ページ作成画面から「<>HTMLを表示する」をクリックすれば、HTMLを入力してページを作成することも可能です。HTMLでコードを入力すれば、GoogleマップやInstagramの投稿を埋め込めます。

例えば、セミナーの集客をしたい場合は、会場場所のGoogleマップを埋め込むと別ページに飛ばすことなく詳細が確認できます。Instagram投稿画面を埋め込んでおけば、フィード投稿なら最大10枚の写真をInstagramのアプリを開かなくても閲覧可能です。

テーマ「express」を選んでLP制作

Shopifyの無料テーマの中でも「express」を選ぶと、LPが簡単に制作できます。

expressのテーマの特徴は以下の2点です。

  • 商品やコンテンツを1ページに収められる
  • 画像よりも文字の割合が大きく商品紹介文を詳しく掲載できる

テーマ「express」の特徴を活かせるのは小規模のECサイトで、食品や材料など写真よりも説明文で商品アピールしたい方におすすめです。一方で、大規模ECサイトや写真で魅せたいアパレル事業者は写真が大きく表示されたり、コレクション別に並び替えられたりするテーマを選ぶといいでしょう。

ページ内に表示された商品を購入したい場合は、別ページに遷移せずにそのままカート追加やクイック購入ができるのはexpressのテーマならではの機能といえます。

アプリを追加してLP制作

ShopifyオンラインストアからLP制作できるアプリを追加すると、自らコーディングしなくても独自性の高いLPを作成できます。

LP作成できるアプリは、まだ日本語対応していないものも多いですが、日本語対応したアプリを選択すれば、使い勝手も良く手軽に本格的なLPが作成できるでしょう。

ShopifyでLP制作する際のおすすめアプリ

ShopifyにはLP制作に便利なアプリがいくつかありますが、その中でもおすすめのアプリを3つ紹介します。

PageFly

引用:PageFly

PageFlyではテンプレートの種類が豊富で、気に入ったテンプレートは管理画面からドラッグアンドドロップで直感的に操作することが可能です。アメリカで開発されたアプリですが、日本語にも対応しているので安心して利用できます。

オートセーブやページスピードの最適化機能もあり、スマートフォンやタブレットに合わせた表示も自動的に修正してくれます。

月額料金無料プランPay as you go:24米ドルUnlimited:99米ドル
公式ページPageFly

Shogun Landing Page Builder

引用:Shogun Landing Page Builder

Shogun Landing Page Builderの特徴は、スマートフォンとPCでコンテンツページの表示を分けられることです。「画像のサイズの微調整がしたい」「一部の商品詳細ページを表示させたい」などの柔軟なカスタマイズもできます。

注意点は、テキストの修正や編集はShopifyの管理画面からは対応できないことです。編集する場合は、アプリ内から実施する必要があります。Shogun Landing Page Builderは日本語対応しておりませんが「土屋鞄」をはじめ国内でも多数の利用実績があります。

月額料金BUILD:29米ドルGROW:199米ドルADVANCED:499米ドル※10日間の無料期間あり
公式ページShogun Landing Page Builder

らくらく画像ランディングページ|リテリア Easy LP

引用:らくらく画像ランディングページ|リテリア Easy LP

リテリア Easy LPは、日本人エンジニアが日本ユーザー向けに作ったアプリなので、プロのエンジニアへのお問い合わせも安心して利用できます。画像だけでなく動画も使用できたり、画像を重ね合わせたり余白の微調整も簡単に行えます。

またトップページにLPを導入できるため、訪問者が最初から訴求力の高いページに訪れてもらえる点は非常に嬉しいポイントです。

Online Store 2.0に完全対応しているので、Shopifyのコードや他アプリとの干渉も少ないため安全に利用できるでしょう。

月額料金スタンダード:14.99米ドル※7日間の無料期間あり
公式ページらくらく画像ランディングページ|リテリア Easy LP

ShopifyでLP制作するメリット

ShopifyでLPを制作すると簡単にできるだけでなく、以下のメリットがあります。

  • 分析がしやすい
  • ノーコードで簡単に作成
  • セクションの追加でイメージができる

3つのメリットについて順番に説明していきます。

分析がしやすい

Shopifyでは、Shopifyに装備されている売上分析や顧客分析が使用できます。プランによっては、より細かな分析データを取得可能です。Googleアナリティクスなどの詳細な分析ツールと連携しなくても、Shopifyの分析ツールを見ればある程度のデータを取得できるでしょう。

また、LPから商品購入まで同じShopifyのサイト内で完結するため、ユーザーがアクセスしてから購入までを分析できるのも魅力です。ABテストにより、より効果的なLPに改善していく際に便利です。

ノーコードで簡単にLP制作できる

Shopifyは他のプラットフォームに比べて、難しいコード入力せずに簡単にLPが作成できます。別途サーバー代がかかるWordPressや、専門的なプログラミングの知識も必要ありません。

必要なセクションを追加して登録した商品を貼り付けたり、ボタンを挿入したりすれば決済機能も使えるため、簡単に高品質なLPを作成できます。

セクションの追加で完成イメージができる

 Shopifyのセクションを使用して、さまざまなレイアウトを試すことが可能です。完成イメージを視覚的に確認しながら、デザインやコンテンツを調整できます。

完成イメージが掴めない方もShopifyで完成イメージを確認しながら作成すれば、理想のLPに近づけるでしょう。

ShopifyでLP制作するデメリット

ShopifyでLPはノーコードで簡単に作成できたり、アプリを追加することでさらに本格的なLPも作れます。ただし、LP制作のためにアプリを追加すると、以下のデメリットがあります。

  • アプリによっては別途月額料金がかかる
  • アプリをインストールすることで、サイトが重くなる可能性がある
  • 他のアプリとShopifyのコードが干渉してバグを起こす場合がある

アプリを追加してLPを制作する際は、機能や月額費用などが自社サイトに合ったアプリを選びましょう。

ShopifyでLP制作する際の注意点

ShopifyでLP制作する際、以下の注意点があります。

  • データの転送速度や応答時間に負荷がかかる可能性がある
  • Shopifyで一体型LPは難しい
  • 凝ったLPは高度な技術が必要な場合もある

3つの注意点を詳しく見ていきましょう。

データの転送速度や応答時間に負荷がかかる可能性がある

アニメーションや凝ったLPを制作すると、応答時間に負荷がかかってしまい表示速度が遅くなってしまう可能性があります。表示速度が遅くなると、ユーザーの閲覧・購入意欲が下がり、途中で離脱するケースは少なくありません。

実際にGoogleの調査結果から、表示時間が1秒から10秒に増加すると、モバイルサイト訪問者が直帰する確率が123%増加することが明らかとなっています。ページの読み込み速度が遅くなったときは、速度を最適化するアプリの導入を導入したり、不必要な装飾を省いたりして対策しましょう。

Shopifyで一体型LPは難しい

一体型LPとは、LP内に申し込みフォームを設置してユーザーが別ページに遷移せず確認画面から購入画面までシームレスに実行させるLPです。一体型LPによってカゴ落ち商品の防止にも繋がるため、ECストアでも多く取り入れられています。

しかし、Shopifyでは、利用規約上フォーム一体型LPの作成はできません。Shopifyでは購入時に必ず、Shopifyペイメント決済ページを通さなければいけないためです。フォーム一体型LPをご検討の方は、独自のUI構築している制作会社などに相談すると良いでしょう。

凝ったLPは高度な技術が必要な場合もある

Shopifyでは、専門知識がなくても簡易的なLPを作成できます。しかし、もっとデザイン性や機能性に優れたLPを制作したいときは、HTMLやCSS、Liquidなどの専門知識が必要です。

社内にプログラミングの知識やスキルを持つ方がいない場合は、Shopify構築やECサイトのマーケティングなどに詳しい開発会社に相談してみましょう。

ShopifyでLP制作する上でよくある質問

ShopifyでLPは簡単に制作できますが、その中でも実際にあった質問に回答していきます。

カート機能のShopifyを使ってLP制作する方法は?

すでにShopify以外で自社サイトがあり、カート機能だけShopifyを利用したい方は、Shopify スタータープランを選択するといいでしょう。Shopify スタータープランは、既存サイトやSNSにカート機能を実装できるプランです。

注文管理やストア分析、カスタマーサポートまで販売に必須な機能が揃っており、小さく始めてから販売力が向上したらいつでもプランをアップグレードできます。

ローカル環境で制作したLPを固定ページに設置する方法は?

ローカル環境で制作されたLPをShopifyに実装する方法は、いくつかあります。1つは、ページのHTMLエディタに書く、もしくはLP用のテンプレートを作ってHTMLを書く方法です。

LPに特定のコレクションの商品を載せたいなど、動的にストア情報を載せたい場合はliquidが必要になります。特別な場合でなければ、HTML・CSSのみの構築で問題ないでしょう。

まとめ

ShopifyでLP制作する4つの方法を紹介しました。

  • ページを追加して作成
  • HTMLで作成
  • expressテーマで作成
  • アプリを追加して作成

上記の方法で作成すれば、Shopifyで簡単にLPを制作できます。さらにオリジナル性の高いLPを制作したい場合は、専門的な技術を持つ制作会社に依頼することをおすすめします。

LPを作る目的は、1ページ内でお問い合わせや購入に直結させてコンバージョン率を向上させることです。ユーザーが迷うことなく購入まで進められれば、ECストアの課題でもあるカゴ落ち商品の防止もできるでしょう。

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