Shopifyと楽天の連携で販路拡大!在庫連携や商品登録方法も

2020年4月よりShopifyと楽天市場が連携可能になりました。Shopifyと楽天を連携すると、お客様が楽天市場内のショップで購入した注文情報がShopifyと同期され、Shopifyの管理画面で在庫・発送管理ができます。

また、日本国内で1億以上の会員基盤を持つ楽天とShopifyを連携すると、モール型ECサイトと自社サイトの強みを両立させ売上向上に繋がるでしょう。

ここでは、Shopifyと楽天を連携する上で知っておきたい連携方法やメリット・デメリット、注意点などを詳しく解説していきます。ぜひ、あなたのShopifyストアも楽天と連携させてさらなる販路拡大にお役立てください。

Shopifyと楽天市場の違い

Shopifyと楽天市場のそれぞれの特徴をみていきます。両方の特徴を理解すると、モール型ECサイトと自社サイトの強みを効果的に活かせるでしょう。

Shopifyの特徴

Shopifyは、世界約175カ国、100万店舗以上で利用されている日本でも認知度が高いプラットフォームです。Shopifyの特徴は主に3つあります。

  • 自社でECサイトを構築、運営できる 
  • 多彩なテーマやアプリでカスタマイズできる 
  • スモールステップから始められる

Shopifyは、個人から大企業まで自社でECサイトを構築・運用が可能です。Shopifyのプランは、月額使用料29米ドル〜利用できるので、初めから予算がかけられなくても段階的に試して運用できます。

また、種類豊富なテーマやアプリの組み合わせで独自性のある自社サイトをつくり、ブランディングがしやすいことも人気の理由です。一方で、集客するにはさまざまな施策を考えなければ、いくら独自性の高いサイトを作っても顧客獲得が難しい点もあります。

楽天市場の特徴

楽天市場販売チャネル

楽天市場は今や1億以上のユーザーがいる楽天の日本国内最大級のモール型ECサイトです。楽天市場の特徴は主に以下の3つです。

  • 国内最大級のECモール 
  • 多くのユーザーに利用されている
  • 豊富なマーケティング機能が利用できる

Amazonや楽天で販売をすると手数料が発生しますが、手数料を払ってでも圧倒的な集客力を持つモールで販売すると多くのユーザーに見つけてもらいやすくなります。その反面、比較対象が多いため競合との差別化が必要です。楽天市場などのECモールでは特定のショップで買う意識が低いため、ショップのブランディングがしづらい点があります。

それぞれのユーザーが購入する動機と流入経路を見ていきましょう。

自社EC(Shopify)ECモール(楽天市場)
ユーザーの購入する動機付加価値がある公式サイトで購入する安心感公式サイトのみ取扱っている商品・ノベルティがあるブログなどの独自コンテンツがあるお得かどうか買い慣れているポイントバックがある頻繁にキャンペーンが開催されている
流入経路SNS広告オーガニック検索(SEO)モール内で検索カテゴリ別ランキング

ブランディングがしやすくファンをつけるのに最適なShopifyと、圧倒的な集客力を持つ楽天を連携するとそれぞれの難点が補えます。

Shopifyと楽天市場を連携するメリット

Shopifyと楽天市場を連携するメリットは、以下のとおりです。

  • 商品の登録・出品・注文の一元管理ができる
  • 楽天市場の販売データをShopifyで分析できる
  • 自社ECサイトと楽天市場の強みを両立できる
  • 幅広いターゲットにアプローチできる

順番に解説していきます。

商品の登録・出品・注文の一元管理ができる

Shopify内で楽天市場に出品する商品を管理・発送処理が可能です。楽天市場内のショップで購入された注文情報はShopifyに自動で同期され、注文配送のミスも防げるため作業効率も上がり顧客満足にも繋がります。

連携していない場合は、各ショップ内で商品登録や注文処理を行う必要があり、手間がかかります。

楽天市場の販売データをShopifyで分析できる

楽天市場で販売したデータもShopifyで確認ができるため、楽天市場での人気商品とShopifyでの人気商品の分析が同時に可能です。それぞれの顧客の傾向や売れ筋商品を同じ管理画面で把握すると、それぞれの施策がどんな風な効果をもたらしたのか容易に確認できます。

自社ECサイトと楽天市場の強みを両立できる

Shopifyと楽天市場の特徴でも前述しましたが、強みと弱みについて比較すると以下のようになります。

  • Shopify:独自コンテンツを作成できてブランディングしやすいが集客が難しい
  • 楽天市場:圧倒的な集客力があるが競合も多く価格競争になり、ブランディングが難しい

それぞれの強みがそれぞれの弱みでもあるため、連携することで補い合えます。Shopifyの自社ECサイトでは独自コンテンツを強化してブランディングに注力し、楽天市場の知名度やキャンペーンの打ち出しを利用して集客を行う施策を行えます。

幅広いターゲットにアプローチできる

販売チャネルを広げていくと、ユーザーが被ってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、モールと自社サイトのユーザーが被るケースはあまりありません。楽天には楽天の中だけでしか回遊しないユーザーが存在し、自社サイトのユーザーは自社サイト内で買い物をします。

そのため、楽天市場とShopifyでショップを運用し、途中で楽天市場のショップを閉めたとしても自社サイトに流れてくるわけではありません。逆を言うと、すでに圧倒的な集客力のある楽天市場にも商品を展開することは、新規顧客に効果的にアプローチできる手段といえます。

Shopifyと楽天を連携するデメリット

Shopifyと楽天の連携は、良いことばかりではありません。デメリットも把握したうえで、連携する準備を整えましょう。

楽天ショップ開設には審査が必要

楽天市場では、ECモールとして品質を保証するため出店する基準を設けています。楽天市場で出店するには厳しい審査基準に通らなければなりません。

しかし、出店に必要な要件を満たしていれば、準備から1〜2ヶ月程度で出店できるでしょう。

楽天ショップの利用には月額料金がかかる

Shopifyと同様に楽天市場で出店するには月額出店料がかかります。プランによって登録可能商品数やシステム利用料などが異なります。

画像引用元:楽天「出店案内」https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/

月額もしくは半年ごとに2回1年間で出店料を支払う他、初回登録費用として一律で60,000円必要です。他社と比べると楽天での出店手数料が高いこともデメリットに感じますが、実際の店舗でお客様を集めるとなると何倍もの費用と労力がかかってきます。日本最大級の集客力を持つ楽天市場で出店できることを考えると、必要な費用といえるでしょう。

楽天の決済手数料がかかる

出店料金とは別に、決済手数料がかかります。プラン別に手数料が異なり、売上金額・パソコン経由・モバイル経由かによっても手数料は変動します。差し引かれる手数料を考慮したうえで、利益の見込みがあるかなどシミュレーションをしておきましょう。

Shopifyと楽天の連携方法

Rakuten 出店案内

ステップ1.楽天ショップを開設する

楽天の出店内から資料請求をして、必要事項を確認してから出店申込をしましょう。出店にあたり必要な手続きを行い、2週間〜1ヶ月後に店舗運営システムRMSのアカウントが利用開始されます。

RMSを利用して、楽天市場に開店するショップの決済・配送方法の準備をしましょう。準備が整いオープン前の審査に通過すると、いよいよ楽天市場にショップを開設できます。

ステップ2.Shopify内に「楽天販売チャネル」をインストールする

Shopifyアプリストアから「楽天販売チャネル」をインストールします。

ステップ3.楽天のショップIDとAPIキーを入力する

楽天とShopifyを連携するには「販売チャネル追加」から「出店情報を入力する」を選択して以下の情報を入力します。

  • 楽天市場のショップURL
  • RMS APIライセンスキー
  • SMTP ID
  • SMTPパスワード

出店審査通過後に、契約を開始した後に取得できるIDやパスワードなどを入力して「接続」をクリックして完了です。

既存のRMSとShopifyを連携する方法

RMS

すでに楽天市場でショップを開設して運用していて、Shopifyと連携する場合は登録商品の移行や発送方法の設定などをする必要があります。

ステップ1. メールアドレスを設定する

楽天ショップのお問い合わせ先として、設定するメールアドレスをShopifyの差出人メールアドレスと同じものを設定します。

  1. Shopify管理画面の「設定」→「通知」の「差出人メールアドレス」を確認
  2. 確認したメールアドレスをRMSの「店舗設定」を開く
  3. 「4基本情報設定」→「店舗詳細情報」の「店舗連絡先メールアドレス」に設定

設定したメールアドレスは、店舗概要ページやお客様への送信元メールアドレスとして利用されます。

ステップ2.  配送方法を設定する

RMSの「店舗設定」→「4基本情報設定」→「配送方法・送料設定」で送料設定を行います。編集した配送方法のチェックボックスのチェックを外してから「反映する」をクリックします。

ステップ3.  納期の設定をする

注文から出荷までのリードタイム(発送予定の目安)を設定する手順は、以下の通りです。

  1. RMSの「店舗設定」→「4基本情報設定」→「納期情報設定」を開く
  2. 「新規登録する」で注文から出荷までのリードタイムを設定
  3. お届けの目安が5日の場合は半角数字で「5」と入力
  4. 納期管理番号1に「お届けの目安」と「お届け日数」を設定

Shopifyストアでは、納期管理番号1に設定されてる文言が商品ページなどに反映されます。

ステップ4.  楽天で登録している商品のCSVを一括編集に申し込む

楽天で登録している商品をShopifyに商品情報を連携するために、オプションサービスのCSV商品一括編集(月額1万円)に申し込みます。

  1. RMSの「拡張サービス一覧」→「1オプション機能利用申込・解約」を選択
  2. 「CSV商品一括編集」から申込をクリックして完了

ステップ5.  あんしんメルアドSMTP AUTH IDとパスワードを取得する

あんしんメルアドに送信するSMTP AUTH IDとパスワードを取得する手順は、以下の通りです。

  1. RMSメインメニュー右上の「R-Login(利用者管理)」を開く
  2. 「あんしんメルアドサービス」をクリックする
  3. 指示に従いもう一度ログインを行う
  4. 「メールサーバー設定情報」をクリックする
  5. 表示されたSMTP AUTH IDとパスワードをメモしておく

ステップ6.  APIライセンスキーを取得する

APIライセンスキーは、ShopifyでRMSの商品・注文情報を操作するために必要な情報です。APIライセンスキーの取得方法は以下の通りです。

  1. RMSの「拡張サービス一覧」→「3業務支援サービス」を開く
  2. RMS Service Squareページ右上にある検索ボックスに「Sales Channel App」を検索
  3. 「お申し込みフォームへ」をクリック
  4. 必要項目をクリック
  5. RMSに登録している店舗連絡先メールアドレスに届いた申し込み完了メールを確認する
  6. RMSの「拡張サービス一覧」→「2各種申請・設定変更」を開く
  7. APIライセンスキーを確認しメモしておく

ステップ7.  Shopifyで楽天販売チャネルを設定する

Shopifyのオンラインショップで「楽天販売チャネル」をインストール後「出店情報を入力する」をクリックします。ステップ5とステップ6でメモしたSMTP IDとパスワード、APIライセンスキーを入力して接続を押して完了です。

Shopifyで楽天ペイを導入しよう

Shopifyと楽天を連携したらShopifyにも楽天ペイを導入しましょう。楽天ペイをShopifyに導入するにはSBペイメントサービスに申し込む必要があります。

SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループが提供する決済サービスです。ここでは楽天ペイを導入するメリット・デメリットをご紹介します。

楽天ペイ導入のメリット

楽天ペイを導入するメリットは、主に以下の3つです。

  • クレジットカード情報の入力を省略できる
  • 楽天ユーザーにもShopifyストアを選んでもらえる
  • カゴ落ち商品を防げる

順番に説明していきます。

クレジットカード情報の入力を省略できる

楽天ペイなら楽天のアカウント情報の認証を行えば、面倒な入力をせずに安心して決済ができます。そのため、オンラインでの決済時にクレジットカード番号などの情報入力が面倒な方や、セキュリティ面が心配な方も利用しやすいでしょう。

楽天ユーザーにもShopifyストアを選んでもらえる

日頃から楽天ポイントを活用している楽天ユーザーは、楽天ペイの有無がストアを利用するきっかけの1つになります。楽天カードは、楽天市場以外のショップでお買い物をしてもポイントが貯まります。

決済方法に楽天ペイがあれば、ポイントを貯めて使うことが可能です。ポイントを活用している方は特に利用しやすくなるでしょう。

カゴ落ち商品を防げる

カゴ落ちとは、カートに入れて購入せずに離脱してしまうことです。カートに商品をいれたものの購入に至らず離脱してしまったカート放棄率は、Baymard Instituteの2023年の調査で70.19%であると計算されています。

そのうち47.8%の方は「ただ閲覧しているだけだった/購入する準備ができていない」との理由でカートを放棄していたことがわかりました。残りの理由に着目してみます。

画像引用元:Baymard 2023年カート放棄統計

カート放棄した中のただ閲覧していた人以外の理由の割合を見ると、以下のように記載されていました。

  • 4位「クレジットカード情報が記載されているサイトを信頼できませんでした」
  • 9位「十分な支払い方法がありませんでした」

楽天ペイではクレジットカード情報を入力せずに安心して決済ができ、支払い方法の選択肢を作るとカゴ落ちを防止につながります。

楽天ペイ導入のデメリット

楽天ペイを導入するデメリットは、決済手数料や取引手数料のコストがかかる点です。

Shopifyペイメントには楽天ペイは含まれていないため、SBペイメントサービスやKOMOJUなどの外部決済サービスに申し込まないといけません。外部決済サービスは、決済手数料の他に取引手数料も発生します。取引手数料はShopifyのプランによって費用がさまざまです。

手数料は二重に発生してしまいますが、Shopifyペイメントにない後払い決済やキャリア決済、QRコード決済が選択可能となり機会損失を防げます。

Shopifyと楽天連携における注意点

Shopifyと楽天市場を連携する際の注意点は以下の3つです。

  • Shopifyと楽天連携は1アカウントまで
  • 楽天ショップ開設には審査が必要
  • Shopify経由で楽天に商品登録しないと一元管理できない

3つの注意点を詳しく説明していきます。

Shopifyと楽天連携は1アカウントまで

楽天市場で複数のアカウントをお持ちの方もおられるかと思います。しかし、Shopifyと連携できるのは、1つの楽天アカウントのみという点に注意しなければいけません。

また、商品登録以外のページは、RMSの管理画面で構築する必要があります。

楽天ショップ開設には審査が必要

楽天ショップを開設するとき、出店申し込み時と開店前の2度の厳しい審査があります。審査期間は2週間〜1ヶ月程度かかる場合があるので、しっかりと準備をしてから申請して期間に余裕を持って申請しましょう。

Shopify経由で楽天に商品登録しないと一元管理できない

すでに楽天市場のショップで商品登録している場合、Shopifyと連動できません。Shopify経由で登録した商品のみ在庫・注文管理をShopifyの管理画面で行えます。「せっかく連携したのに一元管理ができない」とならないように注意が必要です。

Shopifyと楽天市場を連携しているショップの成功事例

Shopifyと楽天の連携で「実際に成功している企業はある?」「具体的にどんな効果がある?」と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。ここからは連携によって成功した事例を紹介します。

ゴーゴーカレー:使い分けで幅広いターゲットを集客

ゴーゴーカレーは自社サイト、Amazon・楽天・ヤフーショッピングなどオンラインショップでも幅広く展開しているショップです。ゴーゴーカレーが自社サイトとモール店舗を連携させる上で工夫した点は、モール店舗と自社サイトの立ち位置を明確に分けることです。

モールではセール期間に合わせて値引きやポイントアップキャンペーンで、個人向けに認知を広げる施策です。自社サイトでは、法人や企業向けの大口注文の問い合わせフォームを設置していることで、モール店舗と自社サイトの立ち位置を明確に使い分けています。そうすることによってユーザーにとって最適な方法で購入でき、モール店舗と自社サイトそれぞれの強みをうまく活用しています。

オリオンビール:Shopifyに移行と楽天の連携で売上200倍に

オリオンビールは2020年に自社サイトのプラットフォームをShopifyに移行して売上を200倍に伸ばしました。オリオンビールも楽天と自社サイトの立ち位置を分けて考えられています。Shopifyと楽天を連携するうえで工夫した点は、楽天で集客してコアなファンを自社サイトに集める導線作りです。

楽天市場では「はじめてセット」の商品ページへのバナーをトップページに掲載し、初めて購入する方も利用しやすい構成です。一方で、公式通販では沖縄が好きな方やオリオンビールのコアなファンに向けて、定期便や会員限定ノベルティなどを訴求しています。

オリオンビールは自社サイトをShopifyの強みであるブランディングを強化して、楽天の強みである集客力を利用して大きく売上を伸ばしたといえるでしょう。

ワーキングユニット:楽天の売上がそのまま上乗せされた

ワーキングユニットは、WEXLEYとTopologie2つの違ったコンセプトのバッグブランドを中心にビジネスを展開しています。それぞれのECサイトをShopifyで運用し、楽天の連携を機に売上がさらに伸びていきました。Shopifyと楽天を連携するうえで気付いたことは、楽天経済圏の消費者は、楽天に商品がなければ買い物の対象外である点です。

最初は、楽天ショップを作ると自社サイトとユーザーが被り、カニバリを起こしてしまうのではないかと懸念していたそうです。しかし、販売チャネルを増やしても自社サイトの売上を奪うことなく新たな顧客層の開拓に成功しました。

また、楽天経由での受注情報を会計や物流システムに自動的に取り込めたことも、効率化できた要素の1つです。

Shopifyと楽天連携に関するよくある質問

Shopifyと楽天連携においてよくある質問をまとめました。順番にみていきましょう。

Shopifyにもポイント制を導入できる?

Shopifyでもアプリを追加すると、ポイント制を導入できます。ポイントサービスを導入すると、自社サイトでの購入メリットを感じてもらいリピーターを獲得しやすくなります。

しかし、ポイントサービスを導入すると、返品やキャンセルされた場合のポイントに関する問い合わせが増えたり、ポイント引当金の会計処理に手間がかかったりします。ポイントサービスを利用する際は、安易に導入するのではなく自社サイトに必要なサービスかどうかの見極めが大切です。

楽天ショップからShopifyに移行できる?

Matrixify

楽天ショップからShopifyにアプリを使ってデータを移行が可能です。手順は以下の通りです。

  1. Shopifyのアプリ「Matrixify」をダウンロード
  2. 楽天RMSからCSVデータを一括取り込み
  3. CSVデータを「Matrixify」のテンプレートを元に編集
  4. ShopifyでCSVデータを取り込む
  5. 「Matrixify」でデータを落とす

顧客情報なども同様の手順で移行できます。

楽天ショップでの売れた商品の手数料はどこに反映される?

楽天市場上で売れた商品の手数料は、店舗への入金時に引かれます。Shopifyの管理画面で同期されている楽天市場での売上は手数料が引かれる前の金額ですので注意しましょう。

まとめ

Shopifyと楽天の連携について紹介してきました。日本最大級のユーザーを保有する楽天と自社のブランディングに最適なShopifyと連携すると、新たな顧客層にアプローチできます。

ただし、手数料などのコストがかかるため、利益が出るかどうか注意深く検討して導入しなければいけません。しかし、楽天市場とShopifyをうまく使い分け、それぞれの弱みを補えばさらなる売上向上を目指せるでしょう。

Shopifyで楽天連携や運用でお困りの方へ

Shopifyで楽天連携方法でお困りの方や、楽天との連携で本当に利益が拡大できるのか不安な方は、Shopify公式認定パートナーのフルバランスにお任せください。

システム開発がメインの会社であるため、Shopifyのカスタマイズにも対応可能です。

Shopifyが日本参入初期から現在まで、あらゆる企業にShopify導入から運用まで一気通貫してサポートしてきました。ぜひお気軽にご相談ください。

成長する
EC事業を目指して。

Shopifyの導入・乗り換え、その他
様々なお悩みについても
お気軽にお問い合わせください。

full balance
full balance