Shopifyで領収書発行はできる?発行方法とおすすめアプリ紹介

Shopifyストアの運営をしていると、顧客から「領収書を発行してほしい」と言われたことがあるでしょう。顧客から領収書を請求された場合、事業者は領収書を発行しなければいけません。

Shopifyストアを運営する際に、簡単に領収書を発行できるシステムがあれば便利ですよね。今回は、Shopifyで領収書を発行する方法やおすすめアプリ、外部連携サービスなどを紹介します。

まだ領収書発行の仕組みが整っていない方は、ぜひ参考にしてください。

Shopifyで領収書発行できる?

Shopifyには、領収書発行機能が組み込まれていません。ECストアや実店舗を運営する事業者は、顧客から領収書の発行を依頼された場合、領収書の発行をする必要があります。そのため、領収書の発行ができる環境を事前に整えておくことが重要です。

Shopifyでは、明細書発行機能の拡張やアプリを導入すると、領収書発行機能を導入できます。機能を拡張したり、アプリを導入したりすれば、Shopifyストア運営者は顧客の要望に柔軟に答えられ、円滑に運営できます。

Shopifyで領収書を発行する3つの方法

Shopifyには領収書を発行するための機能が標準で備わっていないため、以下の方法で対応できます。

  • 領収書アプリを導入する
  • 明細書発行機能を拡張する
  • 外部サービスと連携する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Shopifyアプリストアより領収書アプリを導入する

引用:Shopify app store

Shopifyに領収書機能を組み込む方法の2つ目は、領収書アプリの活用です。Shopifyアプリストアには、多くの領収書アプリが展開されています。領収書アプリをインストールすると、簡単に領収書発行機能を導入可能です。

導入するアプリによって、通知メール本文の中に領収書出力するリンクを配置できるものや、自動送信できるものなど、それぞれ機能が異なります。アプリに求める機能を検討したうえで、理想に合うアプリを選ぶことがポイントです。

最も簡易的に領収書機能を導入できる手段のため、領収書機能を導入したいと思ったらまず初めに試してみると良いでしょう。

明細書発行機能をカスタマイズする

Shopifyに領収書機能を組み込む方法の1つは、明細書発行機能の拡張です。Shopifyに組み込まれている明細書内容は、管理画面上から修正・情報の追加ができます。明細書のテンプレートに領収書のレイアウトとなるHTMLとLiquidを記載すると、明細書とあわせて領収書も発行可能です。

明細書のテンプレート編集は、以下の手順で対応できます。

  • 管理画面の「設定」→「配送と配達」をクリックする
  • 「明細表」の「テンプレートを編集」をクリックする

テンプレート編集を開くと、現在設定されている明細書の内容が表示されます。

今回紹介する組み込み方法の中では、唯一ソースコードを変更して対応する方法のため、難易度は高いですが、事業者の理想の形にカスタマイズできます。

Shopifyと連携できる外部サービスを利用する

領収書機能を組み込む方法の3つ目は、外部サービスが提供している受注管理システムと連携する方法です。外部サービスの中には、Shopifyと連携できるシステムがリリースされています。外部連携すると、Shopifyで管理している受注情報や商品情報、顧客情報などを一元で管理可能です。

外部サービスで提供されている領収書や請求書などの帳票出力機能は、Shopifyから連携されたデータをもとに帳票を発行できます。そのため、Shopifyの管理画面上でなくとも領収書を発行できます。

外部サービスと連携すると、受注管理システム以外に商品管理や顧客管理システムなどとも連携できるため、領収書発行以外の機能もあわせて利用可能です。外部サービスとの連携は領収書以外の機能も利用できて便利ですが、システムを導入するのに初期費用や月額費用がかかります。システム投資にかかる予算を確保でき、必要機能がそろっているのなら、検討しても良い方法といえるでしょう。

Shopifyのおすすめ領収書アプリ3選

Shopifyにインストールするのにおすすめの領収書アプリは、表に記載の3つです。

アプリ名月額料金特徴対応言語
Order Printer無料Shopifyの公式が展開しているHTMLとLiquidを用いるとオリジナルの領収書テンプレートが作成できる英語
Quick Order Printer かんたん帳票出力9米ドル(7日間無料)インストールしてすぐに領収書発行できる注文完了画面や通知メール本文内に領収書に関する表示ができるアプリ上で帳票レイアウトや発行者情報などをカスタマイズできる日本語
Order Printer Pro無料〜10米ドル(14日間無料)請求書や領収書の自動配信ができるオンライン・オフラインそれぞれで領収書発行ができるテンプレートカスタマイズで日本語表記の領収書の発行が簡単にできる英語

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Order Printer

Order Printer

Order Printerは、Shopifyの公式が展開している領収書や請求書、配送ラベルなどを印刷するためのアプリです。Shopifyの管理画面上で、注文情報に紐づく領収書を作成できます。

また、HTMLやLiquidを利用すると領収書をカスタマイズでき、事業者の理想とする形式に作り変えられます。領収書の発行手順は、以下のとおりです。

  1. アプリをインストールする
  2. 「注文一覧」から「任意の注文情報」をクリックする
  3. 「Templates一覧」の「Add template」をクリックする
  4. 追加するテンプレートの名前(Name)と表示内容(Code)を入力する
  5. 入力後に「save」ボタンをクリックする
  6. 作成したTemplateを選択して「print」ボタンをクリックする

「print」ボタンクリックすると、印刷プレビューが表示されます。「送信先から印刷するプリンターもしくはPDFに保存」を選択し、画面下部のボタンをクリックすると発行完了です。

Add templateのクリック直後は、表示内容に何も設定されていないため、表示したい形式のコードを設定しましょう。一度作成すれば、Templates一覧から自由に選択して発行できるため、今後のことを踏まえてオリジナルの領収書テンプレートを作成した方が効率的です。

Quick Order Printer かんたん帳票出力

Quick Order Printer かんたん帳票出力

Quick Order Printerは、領収書や納品書、請求書などを作成できる書類作成アプリです。作成した領収書は、ストアの注文完了画面上に領収書印刷ボタンを表示させたり、通知メール内に領収書表示に関するリンクを配置できたりします。

さらに文書設定に関するページでは、各文書の発行者情報の変更や文書レイアウト設定を、クリックにて追加・削除可能です。領収書発行までの手順は、以下のとおりです。

  1. アプリをインストールする
  2. 注文一覧に表示されている任意の注文情報の領収書ボタンをクリックする
  3. プレビュー画面右下の印刷ボタンをクリックする

印刷ボタンをクリックすると印刷プレビューが開かれるため、印刷もしくはPDF保存を選択して発行完了です。注文一覧にて複数の注文情報を選択すると、複数の領収書発行もできます。

Order Printer Pro

Order Printer Pro

Order Printer Proは、領収書や請求書などを印刷・自動配信ができるアプリです。領収書の自動配信によって顧客サポートにかかる負担を軽減できるため、他のストア業務や運営に作業リソースを割けます。

通常注文や下書き注文、Shopify POSを用いた実店舗からの注文に対して、領収書を発行できるため、さまざまなシーンで対応可能です。他のアプリと同様に、既存テンプレートのカスタマイズや新規テンプレートの追加もできます。

領収書発行までの手順は、以下のとおりです。

  • アプリをインストールする
  • Recent ordersから任意の注文情報をクリックする
  • Templatesより「Receipt/nvoice」にチェックを入れる
  • 画面上部の「Export PDFs」もしくは「Print」をクリックする

Export PDFsをクリックすると、PDF出力するメールアドレス設定画面が表示されます。そこで、任意のメールアドレスを設定し、Export PDFsボタンをクリックすると領収書を出力可能です。

Shopifyと連携して領収書発行できる外部サービス

Shopifyと外部連携して領収書発行ができる外部サービスとして、以下の3つを紹介します。

  • ネクストエンジン
  • LOGILESS
  • TEMPOSTAR

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ネクストエンジン

ネクストエンジン

ネクストエンジンは、Shopifyと連携できる一元管理システムです。受注、在庫、商品管理などのバックエンド機能、Shopifyより連携されたデータを活用してマーケティングに役立つフロントエンド機能などを提供しています。

商品発送メールに領収書発行のためのリンクを設定すると、顧客が必要に応じて領収書発行が可能となります。Shopifyアプリと同様に、オリジナルデザインテンプレートを選んで利用できるため、ストアの世界観にあうデザインを選択可能です。

LOGILESS

LOGILESS

LOGILESSは、ECストア運営に必要な受注管理システムと倉庫管理システムを一体化した外部システムです。商品受注から出荷までの業務すべてを自動化する仕組みや、注文状況にあわせた自動マーケティングなどを提供しています。

受注管理システムに領収書発行を行う機能が組み込まれており、事前設定したフォーマットに沿った領収書をPDF形式でダウンロード・印刷ができます。さらに、宛名や但し書きなどの領収書に記載すべき情報を受注情報から自動的に反映可能です。

TEMPOSTAR

TEMPOSTAR

TEMPOSTARは、複数のECストアと外部連携し、業務を自動化して効率化できる一元管理システムです。Shopifyと連携すると、商品登録から出荷までの業務をTEMPOSTAR側で自動管理でき、業務効率化を図れます。

受注管理システムの受注一覧から選択した受注情報をもとに、領収書をPDFで出力可能です。

Shopifyの領収書発行に関してよくある質問

Shopifyの領収書発行に関してよくある質問をまとめました。

領収書のカスタマイズはできる?

領収書はカスタマイズが可能です。明細書発行機能に対して、領収書発行機能を組み込めるため、その延長で領収書のカスタマイズもできます。

Shopifyアプリや外部システムを用いて領収書発行機能を組み込む場合は、それぞれのアプリやシステムによりますが、基本的にカスタマイズ可能です。カスタマイズを行う際には、HTMLとLiquidによるプログラミングスキルが必要となります。もしスキルに自信がない場合は、Web制作会社や専門エンジニアに個別で依頼しましょう。

領収書は自動的に顧客へ送信される?

Shopifyの標準機能のみでは、発行した領収書を自動送信できません。領収書を自動的に顧客へ送信する場合は、領収書発行アプリや外部システムを組み込むと機能を実装できます。

自動送信機能の導入を検討している事業者は、導入するアプリ・システムが機能に対応しているか事前に確認しましょう。

領収書の言語を変更できる?

Shopifyで発行した領収書の言語変更は可能です。明細書機能や領収書アプリ、外部システムには領収書のカスタマイズ機能が用意されているため、記載内容を日本語表記に変更できます。

アプリや外部システムによっては、直接ソースコードを触らなくても言語変更できるものもありますが、基本的にはHTMLやLiquidを変更しなければいけません。

領収書にロゴを追加できる?

Shopifyで発行した領収書内には、ロゴ画像を追加できます。領収書アプリの場合、導入しているアプリの設定次第ですが、領収書レイアウトの設定画面などから画像情報をアップロードし、対応できます。

今回紹介したアプリの中では、Order Printer ProとQuick Order Printerがロゴ設定可能なアプリです。

領収書の再発行はできる?

Shopifyでは、一度発行した領収書を再発行できます。注文情報が明確になっていれば、カスタマイズした場合でも、アプリを導入した場合でも発行できます。領収書の再発行する方法は、通常の領収書発行と同じ操作です。

まとめ

Shopifyには、厳密に領収書機能が組み込まれていませんが、既存機能をカスタマイズしたり、アプリをインストールしたりすると導入できます。アプリをインストールする場合は、領収書発行以外のオプションとしてどのような機能を取り入れたいか、月額費用が妥当かなどを検討したうえで選ぶことが大切です。

まだ領収書発行のシステムが整っていない方は、ぜひこの機に利用してみてはいかがでしょうか。

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